動力インバータについて
動力インバータについて
動力インバータは、空調機の稼働状況の変化に対し、最適なモーターの仕事量に周波数を可変し、必要に見合った必要最小限の電力を供給することにより、節電及びCO₂削減対策に効果があります
ファン設備の場合の節電効果
特長
- 温度、圧力等の検知による自動制御で最適な省エネ効果が可能です。
- 安全性を重視した設計で、高調波対策、故障時のスルー回路が標準装備となります
- 効果検証が容易に出来るよう、電力計及び稼働時間積算計が標準装備となります
- EMSからの遠隔操作が可能です
省エネの原理
ファン・ポンプのモーターの消費電力は、一般的に周波数(回転数)の3乗で可変します。周波数を50Hzから40㎐に変えますと流量や風量の仕事量は、約20%下がりますが、消費電力は約50%弱の削減となります。通常、モーターには100%の周波数が供給され、必要な仕事量が60%とすれば、このモーターにとって100%の周波数は必要なく、これ以下の周波数で済みます。当社インバータは、必要な仕事量を温度、圧力等で検知して、最適な周波数に可変することで大幅な節電となります