トーホーのEMS enoot(エヌート)の特徴
多拠点向けエネルギーマネージメントシステム
個別空調・集中空調・冷凍機・LED照明の遠隔自動制御と見える化によるトータル省エネシステム個別空調・集中空調・冷凍機・LED照明の遠隔自動制御と見える化によるトータル省エネシステム
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1.無線による機器構成
enootは主装置、計測ユニット、制御ユニットから構成されこれらの機器間は920MHz帯で無線通信を行います。
有線配線工事が不要となり省施工・短工期が可能となります。 -
2.豊富な制御機器
各種センサー(温湿度、照度、圧力等)による制御や監視が可能です。
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3.直感的な画面操作
● 少ない画面遷移で見たい画面を表示
● マニュアル不要の直感的な操作
● 瞬時に状態把握できる画面表示
● 電力、デマンド、削減量などをリアルタイム表示
エヌート参考画面
EMS エネマネについて
EMSとは?
「Energy Management System」の略。
建物全体、部屋ごと設備ごとのエネルギー使用状況をリアルタイムに監視・管理・制御することができるシステムです。個々の設備やシステムにおける省エネ機能を組み合わせて、最大の効果を発揮するための調整を行います。電気の使い方を理解することで快適な設備環境を残したまま、不要なエネルギーを自動でカットする制御も可能です。
つまり、EMSを導入すると、電力ピーク時はもちろん、通常時にも不要に使われている設備の、電源停止や運転能力の調整を自動的に行い消費電力をコントロールします。 当社はこれらの運転に必要な設定値のチューニングを継続的に行い長期的な省エネを可能にします。
当社は平成31年度、エネマネ事業者として採択されました。
※エネマネ事業者とは、省エネルギーや電力ピーク対策に寄与する設備・システムに対して、EMSを導入し、エネルギー管理支援サービスを通じて工場・事業所ごとの省エネルギーを支援する者として、SⅡ(一般社団法人環境共創イニシアチブ)に登録された事業者のこと。
EMSの有効性
<出来ること>
・ 照明をこまめにON/OFF
・ 空調温度の認定
- メリット
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・費用をかけずに出来る
・だれでも手軽に出来る
- デメリット
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・使用電力はある程度下がるが基本料金は下がり難い
・既に取り組み済みでほぼ限界
・最大需要電力がいつ発生しているか不明
<出来ること>
・ 照明のLED化
・ 高効率空調への更新
- メリット
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・省エネ性能が向上し削減効果大
・部分的に更新可能
・補助金の活用可能
- デメリット
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・設備費用がかかる
・設備単体での省エネの為、削減効果が
・分かり難い
・最大需要電力がいつ発生しているか不明
これらに対してEMSを導入すると…
<出来ること>
・ リアルタイム計測管理
・ 負担設備の自動制御
- メリット
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・電力見える化により省エネポイント把握
・自動、手動で機器制御し基本料金削減
・履歴が残せ、計画的に省エネ可能
・補助金の活用可能
- デメリット
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・設置費用とランニング費用がかかる
・適時チューニングが必要